世代別お薦め英語学習方法:大学生・就活生

世代別お薦め英語学習方法

【大学生が英語を学ぶ目的】
大学生にとって最大の関心ごとは就職であると思います。
しかし実際に就活する段階になって初めて厳しい現実を知ることとなります。
それはすべての大学生が希望する企業の面接までたどり着けないという事実です。
現在はオンラインで一人が何十社も簡単にエントリーすることができます。
一方で企業側にも多くの応募が来るため全員に面接の機会を用意することが物理的に不可能となっています。だからこそ書類選考で足切りが行われるのです。
確かによく言われる志望動機や自己アピールは重要ですが、これらは主観的なものであり客観的な差別化は困難です。実際、私も数多くの採用の面接ををやったことがあるのですがほとんどの学生が同じような自己アピール、決まりきった志望動機で応えるのでここから差を見出すことはなかなか難しいと実感しました。
一方で過去に採用実績のある大学であったりブランド力のある大学であればそれだけでアドバンテージとなります。そしてもう一つ、大きなアドバンテージとなるものがあります。それが民間英語資格試験(英検、GTEC、ケンブリッジ英語検定、TEAP、TEAP CBT、IELTS、TOEFL iBT)です。ブランドのある難関大学や民間英語資格試験は自分が努力してつかんだ客観的な結果ですので企業の人事担当は大学名や特技・資格については意識して選考の参考にする傾向があります。そして単純に特技:英語と記載するのではなくその特技を裏付ける客観的な情報を企業の人事は求めています。それが民間英語資格試験のスコアなのです。
そしてこれは英語の力を求められている企業においては大学名以上のアドバンテージを持ちます。つまりどこの大学に入ってもこの民間英語資格試験のスコアを伸ばすことによって誰でも希望する企業の面接の機会を得ることができるのです。だからこそ大学生にとって英語を学ぶ目的は就活で自分の希望する企業の内定を獲得することなのです。

【大学生が英語を学ぶメリット】
大学生が英語を学ぶメリットは非常にシンプルです。就活の書類選考の際に他の応募者にはないアドバンテージをアピールできるからです。人気企業はなかなか面接まで進めません。その前の段階で特定の大学以外は書類選考で判断されてしまいます。その際に企業の人事担当が関心を持ってみているのが技能を客観的に証明する資格や事実です。野球が特技と書くより客観的な事実である甲子園出場としたほうが説得力もあがりより注目されます。英語力においても同様で英語が得意と書くより民間英語資格試験のスコアをアピールポイントにすることでより説得力と注目度をあげることができます。特にコロナ禍によって学生時代に何をやったかのアピールは苦労するかと思います。しかしこういった時だからこそ将来のために民間英語資格試験を頑張ったというアピールは企業の人事担当に前向きの心証になることでしょう。企業の人事担当は困難な状況の時にどういった行動をするのかも採用の判断としています。あえて難しい質問をするのもそのためです。実際の仕事では毎回、さまざまな困難や課題に直面しそれに対して対応していかなければいけません。このコロナ禍で厳しい環境の中、どうやって過ごしていたかは大きなアピールポイントになるかと思います。

【大学生の最も効果的な英語学習方法】
民間英語資格(英検、GTEC、ケンブリッジ英語検定、TEAP、TEAP CBT、IELTS、TOEFL iBT)の取得のためには「話す」「聞く」技能を鍛える必要があります。特にこの「話す」技能は日本人が一番、苦手としている技能です。これを鍛えるためには「話す」「聞く」経験を積み重ねること、それにつきます。そのために留学したり英会話スクールに通う大学生もいるかと思います。ただこれには多額な学費がかかるため保護者の理解も必要になります。またコロナ禍で留学や対面授業はハードルが高くなっています。
こういった課題を解消したのがオンライン英会話レッスンです。1レッスン(30分)数百円で好きな時間に外国人と会話できる経験を積み重ねることが可能です。
この詳細については以前の記事でご紹介した「英語が苦手な方でも始められるオンライン英会話」をご覧ください。
また大学生ならではのユニークな学習法も紹介します。
原則、大学生は第二外国語を選択していますがこの第二外国語をうまく活用することによって脳機能の記憶を活性化させる方法です。この方法は現在、私も自分の英語学習に取り入れていますのでぜひ試してみてください。

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