副詞は修飾する対象が形容詞とは異なります。形容詞は名詞しか修飾しませんが副詞は名詞以外のものを修飾します。具体的には動詞、形容詞、副詞、文章を修飾したり接続詞のような働きをするものもあります。副詞を使うことによって文章の表現をさらに広げることができます。この記事では副詞の使い方を紹介していきます。
《例》
形容詞を修飾する副詞:so cold(とても寒い)
動詞を修飾する副詞 :run slowly(ゆっくり走る)
副詞を修飾する副詞 :very well(とてもいい)
文章を修飾する副詞 :then(それから) however(しかし)
副詞は下記の場面で使われます。
・時間を修飾する副詞
before:~の前に
after:~の後に
already:すでに
last:最後に ※「最後」という名詞、「保つ」という動詞の意味もあります。
tomorrow:明日に ※「明日」という名詞の意味もあります
now:今
・場所を修飾する副詞
above:上に
below:下に
far:遠くに
here:ここに
there:そこに
・態度、様子を修飾する副詞
actually:実際は
fortunately:幸運にも
honestly:正直に言うと
slowly:ゆっくりと
・頻度を修飾する副詞
always:いつも
frequently:頻繁に
sometimes:ときどき
hardly:ほとんどない
・程度を修飾する副詞
very:とても
enough:十分に
a little:少しは
most:最も
・原因、結果を修飾する副詞
however:だけれども ※接続副詞として2つの文節をつなぐ役割が多い
therefore:そのせいで
・肯定、否定を修飾する副詞
truly :本当に
never:~しない
・文章全体を修飾する副詞
surprisingly:驚いたことに
generally:一般的には
・to + 動詞の原形による副詞
to attend the meeting:会議に参加するために
to pass the exam:試験に合格するために
副詞はさらに副詞どうしを組み合わせることもできます。なおこの場合は態度、程度→場所→時間といった並び順があります。
《例》
He is playing the guitar well here now.(彼は今、ここでギターを上手に弾いている。)
【品詞の種類】
他の品詞にもそれぞれの特徴や法則があります。これらを覚えることにより未知の英単語に出会っても内容を推測することができます。また品詞の種類を理解することにより正しい英文法で正確な英会話ができます。たった10種類の品詞を覚えることにより英語学習の効率が大幅に改善するので最初にぜひこの品詞を覚えることをお薦めします。
下記の記事でそれぞれの品詞の法則や覚え方をご紹介しています。
・名詞の攻略法
・代名詞の攻略法
・動詞の攻略法
・形容詞の攻略法
・副詞の攻略法
・助動詞の攻略法
・前置詞の攻略法
・冠詞の攻略法
・接続詞の攻略法
・間投詞の攻略法
コメント