前置詞とは名詞の前に置きそれぞれの位置関係や時間、状態などを表します。そのため前置詞には多くの種類があるのですがすべてを完璧に覚えようとしてもそもそも覚えられませんし実践でもすぐにはでてきません。まずは日常の英会話でもよく使われる6つのタイプの前置詞から覚えていくことをお薦めします。この用法が使えれば大体の英会話に対応できます。
①at:特定の点といったイメージ
《例》場所
I met her at the station.(私は彼女に駅で会いました。)
《例》時間
I usually wake up at 7 am.(私はいつも午前7時に起きます)
《例》対象
I am looking at him.(私は彼を見ています)
②on:接触しているイメージ
《例》場所
It is on the desk.(それは机の上にあります)
《例》状態
I am on holiday.(私は休みです)
《例》支え
The Japanese live on rice.(日本人はコメで生活をしている)
③in:~の中というイメージ
《例》場所
He lives in Japan.(彼は日本に住んでいます)
《例》時間
I was boren in 2000.(私は2000年に生まれました)
《例》方法
Please speak in english.(どうぞ日本語で話してください)
④to:~に到着するというイメージ
《例》到着地点
I went to the school.(私は学校へ行きました)
《例》範囲
I usually work from nine to five.(私はいつも9時から5時まで働いています)
⑤for:~に向かってというイメージ
《例》場所
The train is bound for Tokyo.(その電車は東京駅行です)
《例》目的
I bought a present for my daughter.(私は娘のためにプレゼントを買った)
《例》範囲
He uses the smartphone for 2 hours.(彼は2時間スマホを使います)
⑥from:起点からの出発のイメージ
《例》場所
I came from Japan.(私は日本からきました)
《例》時間
I’m open from 8 a.m to 6 p.m.(私は午前8時から6時まで営業しています)
《例》理由
He is tired from his work.(彼は仕事で疲れています)
【品詞の種類】
他の品詞にもそれぞれの特徴や法則があります。これらを覚えることにより未知の英単語に出会っても内容を推測することができます。また品詞の種類を理解することにより正しい英文法で正確な英会話ができます。たった10種類の品詞を覚えることにより英語学習の効率が大幅に改善するので最初にぜひこの品詞を覚えることをお薦めします。
下記の記事でそれぞれの品詞の法則や覚え方をご紹介しています。
・名詞の攻略法
・代名詞の攻略法
・動詞の攻略法
・形容詞の攻略法
・副詞の攻略法
・助動詞の攻略法
・前置詞の攻略法
・冠詞の攻略法
・接続詞の攻略法
・間投詞の攻略法
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