【Whoの概念】
Whoとは「誰」という意味を持ち疑問代名詞の中でも非常に重要なものの一つです。そしてWhoは主格(主語の役割)、目的格、所有格として使われます。使われ方によってWhoの後の文が肯定文であったり疑問文になったり変化するのでこの際に理解しましょう。
・主格で使われる場合
《例》be動詞と組み合わせた疑問文
Who is that girl?
(あの女の子は誰ですか?)
《例》一般動詞と組み合わせた疑問文
Who lives in this house?
(この家には誰が住んでいますか?)
Whoは三人称単数扱いのため動詞にsがつきます。
・目的格で使われる場合
《例》「誰を」といった動詞の目的格とした疑問文
Who did you see?
(あなたは誰を見ましたか?)
この場合、文法上はWhomを使うのが正式ですが実際の日常会話ではWhoを使うのが一般的です。
Whom did you see?
(この家には誰が住んでいますか?)
・所有格で使われる場合
《例》「誰の」といった所有格の疑問文
Whose car is this?
(この車は誰のものですか?)
「誰のもの」はwhoの所有格であるwhoseを使います。
Whoとして使う場合は主格または目的格として使う場合です。主格として使う場合はWhoのあとは肯定文の語順となるので,do・doesは使わずにすぐ動詞が続きます。
一方で目的格として使う場合はwhoの後にはdo doesなどがつき疑問文の語順となります。文章によってWhoのあとが肯定文であったり疑問文であるのはWhoが主語として使われているのか、または目的語として使われているのかの違いからです。
【疑問詞の種類】
疑問詞には疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞の3つに分類できます。それぞれの役割によって疑問詞の持つ働きが変化するので体系的に理解しましょう。
・Who:誰が
・Whom:誰を
・Whose:誰の
・What:何
・Which:どちらの
・When:いつ
・Where:どこ
・Why:なぜ
・How:どう
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