【Whomの概念】
Whomとは「誰を」「誰に」という意味を持つ疑問代名詞の一つです。
Whoと混同しがちですがwhomは目的格(目的語の役割)でしか使えませんがWhoは主格だけでなく目的格でも使うことができます。実際の会話ではWhomよりもWhoのほうが一般的に目的格の場面でも使われています。しかしフォーマルな場面やメールや文章はWhomを使いますので理解をしておきましょう。
《例》「誰を」「誰に」といった動詞の目的格とした疑問文
Whom did you see?
(あなたは誰を見ましたか?)
Whom did you explain it to?
(あなたは誰にそれを説明したのか?)
《例》前置詞+Whom
To Whom did you talk?
(誰と話したのか?)
Whom did you talk to?と同じ意味
《例》Whoの目的格利用
Who did you see?
(あなたは誰を見ましたか?)
Who did you explain it to?
(あなたは誰にそれを説明したのか?)
Whom did you talk to?
(誰と話したのか?)
文法上はWhomを使うのが正式ですが実際の日常会話ではWhoを使うのが一般的です。
【疑問詞の種類】
疑問詞には疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞の3つに分類できます。それぞれの役割によって疑問詞の持つ働きが変化するので体系的に理解しましょう。
・Who:誰が
・Whom:誰を
・Whose:誰の
・What:何
・Which:どちらの
・When:いつ
・Where:どこ
・Why:なぜ
・How:どう
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