【関係詞の概念】
関係詞とは一つの語で接続詞と代名詞or形容詞or副詞の二役を兼ねたものをいいます。このうち接続詞と代名詞の働きを兼ねたたものを関係代名詞、接続詞と形容詞の働きを兼ねたものを関係形容詞、接続詞と副詞の働きを兼ねたものを関係副詞に分類されます。
関係詞は会話の中や文中でも頻繁にでてきますが日本語の概念に関係詞はないのでこの部分でつまづく方も多いかと思います。また疑問詞と関係詞も同じ単語を使うため疑問詞を使った疑問文なのか、関係詞を使った名詞を修飾している文なのかもしっかりと区別する必要があります。
【関係詞のルール】
関係詞を理解するうえで3つのキーワードが重要になります。
・先行詞 :関係詞節によって修飾される名詞
・関係詞 :関係代名詞・関係副詞・関係形容詞
・関係詞節:関係詞が構成する主語+動詞のフレーズ
《例》関係詞の構成
I have a friend who is from Japan.
(私は日本出身の友人がいます。)
先行詞=a friend(修飾される名詞)
関係詞:who (関係代名詞)
関係詞節:who is from Japan.(関係詞が構成する文章)
【関係詞の種類】
関係詞には代名詞、副詞、形容詞としての役割に応じて分類されます。また語尾にeverをつけることにより複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係形容詞となります。
・関係代名詞
who / whose / whom / which / that / what
・複合関係代名詞
whoever / whichever / whatever
・関係副詞
when / where / why / how
・複合関係副詞
whenever / wherever / however
・関係形容詞
which / what
・複合関係形容詞
whichever / whatever
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