今まで聞けなかった英語の関係詞の素朴な疑問:関係代名詞Whoの攻略法

今まで聞けなかった英語の関係詞の素朴な疑問

【関係代名詞Whoの概念】
Whoは疑問文で使う疑問詞のほかに関係詞の関係代名詞にも使われます。関係詞は以前の記事でも紹介した通り名詞を修飾する語であるためWhoを使う場合は人であることが前提となります。

《例》関係代名詞Whoの例文
I have a son . + He can play baseball.
(私は息子がいます。+ 彼は野球ができます。)
I have a son who can play baseball.
(私は野球ができる息子がいます。)
先行詞(関係詞節によって修飾される名詞) → a son
関係詞(関係代名詞) → who
関係詞節(関係詞が構成する主語+動詞のフレーズ)→ who can play baseball.

《例》関係代名詞Whoの省略
The boy is Ken. + He is playing the guitar.
(その少年はケンです。+ 彼はギターを弾いています。)
The boy who is playing the guitar is Ken.
(ギターを弾いているその少年はケンです。)
省略形:The boy playing the guitar is Ken.
進行形や受け身の文章はbe動詞や関係代名詞whoを省略することができます。

これまで紹介した関係代名詞は主語として修飾する主格の利用法でした。しかしWhoは目的語としても修飾することができます。文法上は目的語の場合はWhomになるのですが一般的にWhoとして使われていますので理解しましょう。

《例》関係代名詞Whoの目的格
The man who I met yesterday was very kind.
(昨日、私があったその男性は大変、親切であった。)
文法上はthe man whom I metとなりますが一般的にはwho、またはthatに変化します。

《例》主格と目的格の違い
主 格:The boy who is playing the guitar
(ギターを弾いているその少年)
目的格:The man who I met
(私があったその男性)
whoのあとに動詞(is playing)がくれば主格(主語として修飾)となります。一方、Whoのあとに主語( I )がきてその修飾する直前の名詞(The man)と同一でない場合は目的格の使い方となります。主格の場合は関係代名詞Whoは省略できません。

【関係詞の種類】
関係詞には代名詞、副詞、形容詞としての役割に応じて分類されます。また語尾にeverをつけることにより複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係形容詞となります。
・関係代名詞
who / whose / whom / which / that  / what
・複合関係代名詞
whoever / whichever  / whatever
・関係副詞
when /  where  /  why  /  how
・複合関係副詞
whenever / wherever  /  however
・関係形容詞
which   /  what
・複合関係形容詞
whichever  / whatever

コメント