【関係副詞Howの概念】
関係副詞Howは「方法」に関する時に使われその先行詞である名詞を修飾する形容詞節を作ります。文中においては「~する方法」「どのようにして~であるか」といった意味を持ちます。
なお方法を表す先行詞は「the way」となりますが~the way how~とはなりません。必ずthe way かhowは省略されていますので注意が必要です。また関係代名詞Whichが前置詞in と一緒になることでhowと同じ働きをします。関係副詞Howはこの2つのポイントを押さえておくことが重要です。
《例》関係副詞How の使い方
This is the way + how he solved the problem.
(これが方法です。+ 彼は問題を解いた方法)
the wayを省略:This is how he solved the problem.
howを省略:This is the way he solved the problem.
(これが彼が問題を解いた方法です。)
《例》関係副詞How = 前置詞In + 関係代名詞Which
This is the way. + She learned English in it.
(これが方法です。+ 彼女がその方法で英語を学びました。)
in itとthe wayは同じものを指しているため関係代名詞whichとその前置詞in で下記の文章が成立します。
This is the way in which she learned English.
さらにin whichを関係副詞Howに置き換えることもできます。その場合、the wayは省略されます。
This is how she learned English.
または関係副詞howを省略しても問題ありません。
This is the way she learned English.
(彼女はその方法で英語を学びました。)
【関係詞の種類】
関係詞には代名詞、副詞、形容詞としての役割に応じて分類されます。また語尾にeverをつけることにより複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係形容詞となります。
・関係代名詞
who / whose / whom / which / that / what
・複合関係代名詞
whoever / whichever / whatever
・関係副詞
when / where / why / how
・複合関係副詞
whenever / wherever / however
・関係形容詞
which / what
・複合関係形容詞
whichever / whatever
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