今まで聞けなかった助動詞の素朴な疑問:助動詞shall,should

今まで聞けなかった助動詞の素朴な疑問

【助動詞shall,shouldの概念】
助動詞shallは「〜だろう。」「〜すべきである。」といった義務、当然の意味を表します。疑問文で使う場合は「〜しませんか?」といった提案の意味にもなります。shallの過去形shouldはshallより使う場面は多くなり「〜すべきである」「〜しなくてはならない」といったshallと同様な意味を表します。ニュアンスとしてはshallの方がshouldより強くなりますがアメリカではshallではなくshouldの方が一般的です。

《例》義務、当然の助動詞shallの使い方:〜すべきである。〜だろう。
I shall return.
(私は必ず戻るだろう。)
太平洋戦争でフィリピンから撤退する際の有名なマッカーサー将軍のセリフです。

《例》提案の助動詞shallの使い方:〜しませんか?
Shall We Dance?
(ダンスを踊りませんか?)
有名な映画のタイトルです。

《例》義務、当然の助動詞shouldの使い方:〜すべきである。〜しなくてはならない。
We should never give up.
(私たちはあきらめてはならない。)
I should go home now.
(私は今すぐ帰るべきです。)

【助動詞の種類】
よく使われる頻出の助動詞は限られています。また現在形と過去形で意味が異なるものも多くあるのでそれぞれの使われる場面で理解していくことが重要です。
・助動詞can,could
・助動詞may,might
・助動詞must
・助動詞will,would
・助動詞used to
・助動詞shall,should
・助動詞oughut to
・助動詞need
・助動詞had better

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