【動名詞の応用】
動名詞はto不定詞と同じ役割がありますが動詞によっては動名詞しか使えない動詞、to不定詞しか使えない動詞、動名詞とto不定詞で意味の異なる動詞などがあり注意が必要です。一般的にto不定詞は未来、非現実のイメージ、動名詞は過去、現実のイメージとなります。さらに動詞に前置詞toが続く場合、toのあとに動詞のing形がくることがありますがこの場合は動名詞でも不定詞でもありません。
《例》目的語に動名詞は使えない動詞
I decided to go to Japan.
誤:I decided to go to Japan.
(私は日本に行くことを決めました。)
He wants to have dinner with me.
誤:He wants having dinner with me.
(彼は私と夕食をとりたいと思っています。)
参考:hope(望む)wish(したいと思う)decide(決定する)refuse(拒否する)pretend(ふりをする)expect(期待する)etc
《例》目的語に動名詞しか使えない動詞
He enjoyed playing guitar.
誤:He enjoyed to play guitar.
(彼はギターを弾くのを楽しんだ。)
She suggested going there.
誤:She suggested to go there.
(彼女はそこに行くことを提案した。)
参考: megafeps– メガフェプス
m: mind ~ing(気にかける)
e: enjoy ~ing(楽しむ)
g: give up ~ing(諦める)
a: avoid ~ing(避ける)
f: finish ~ing(終わらせる)
e: escape ~ing(逃れる)
p: practice ~ing(練習する)
s: stop ~ing(やめる)
《例》to不定詞と動名詞で意味の異なる動詞
I stopped taking pictures.
(私は写真を撮るのをやめた。)
I stopped to take pictures.
(私は写真を撮るためにとまった。)
参考:
forget(動名詞:~したことを忘れる/不定詞:~することを忘れる)
remember(動名詞:~したことを覚えている/不定詞:~することを覚えている)
try (動名詞:~してみる/不定詞:~しようとする)
《例》前置詞to + 動詞のing形の慣用表現 ※to不定詞、動名詞ではない
when it comes to…ing : ~については
be committed to…ing: ~するのに献身する
as opposed to…ing : ~とは対照的に
look forward to …ing : ~を期待する
object to …ing : ~を反対する
be accustomed to…ing : ~に慣れている
,be used to …ing : ~に慣れている
be devoted to…ing : ~に没頭する
【英文法の種類】
・第一文型
・第二文型
・第三文型
・第四文型
・第五文型
・受動態の基礎
・受動態の応用
・不定詞の基礎
・不定詞の応用
・動名詞の基礎
・動名詞の応用
・分詞構文の基礎
・分詞構文の応用
・仮定法の基礎
・仮定法の応用
・比較の基礎
・比較の応用
・命令文
・丁寧文
・感嘆文
・否定疑問文
・付加疑問文
・準否定
・完全否定・部分否定・二重否定
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