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今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:起源の前置詞の攻略法

起源の前置詞にはof, fromがあります。ofはoffの語源ともなっておりそこから離れる、分離するといった意味合いを持ちます。fromにおいては位置的、時間的な起点となることからそのイメージで起源の前置詞となっています。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:包含の前置詞の攻略法

包含の前置詞にはbetween, amongがあります。どちらも含まれるという意味を持ちますがこの二つには大きな違いがあります。betweenは原則、「2つのものの間」、amongは「3つ以上のものの間」という概念があります。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:分離の前置詞の攻略法

分離の前置詞にはof, fromがあります。同じ分離の意味はありますが概念は異なります。ofについては分離しつつもつながりは維持されているもの、fromについてはある地点から離れるイメージとなります。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:様態の前置詞の攻略法

様態の前置詞にはwith, in, atがあります。withは一緒にという意味のある前置詞なので一緒にどのような様態だったのかをイメージできるかと思います。inにおいてはある状態の中に包まれていたり時間的な広がりがあるなどの印象があります。そしてatですが点を表す前置詞なので特定の時点の様態などがイメージできるかと思います。いずれにしろ違いには明確な差異がないため実際の利用例から感覚的に理解していくほうが効果的です。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:材料の前置詞の攻略法

材料の前置詞にはfrom, of, out of, withがあります。それぞれ材料をどのように加工するかで使い方が変わってきます。made fromは材料を加工して作るイメージです。一方でmade ofは材料を加工をしないで作るイメージです。さらにmade out ofは積極的に加工して作り上げていくイメージ、made withは加工の有無ではなく組み立てるといった意味を表します。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:道具・手段の前置詞の攻略法

道具・手段の前置詞にはwith, byがあります。この二つの前置詞には道具や手段の名詞を伴って「〜によって」「〜で」の意味を持ちます。だだしこの二つには違いがあるので使い分けには注意が必要です。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:理由の前置詞の攻略法

理由の前置詞にはon account of, because of, owing to, due to,forがあります。意味は「~のために、~のせいで」となりますがそれぞれ利用シーンは異なってきます。まずon account ofはネガティブな意味を表しますがbecause ofはポジティブでもネガティブでもどちらの意味も表します。また owing toやdue toも理由の前置詞となり「~のために」「~のせいで」の意味を表しますがこれらは公的な文書などによく使われます。forについては前置詞だけでなく接続詞でも理由を意味する使われ方をしますので注意が必要です。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:原因の前置詞の攻略法

原因の前置詞にはfor, from, with, out ofがあります。 forは「 ~ の理由で 」「 ~ のため 」「 ~ のせいで 」 、fromもほぼ同じ意味の「 ~ のために 」「 ~ の結果 」「 ~ によって 」 、withは「 ~ のせいで 」「 ~ のゆえに 」「 ~ のために 」 といった意味を表します。最後にout ofですが「~から生まれて」「~によって」「~から作り出して」といった意味を表します。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:結果の前置詞の攻略法

結果の前置詞にはtoとintoがあります。to 自体はよく使われる前置詞で結果の前置詞として使われる場合は「・・・だったので~となる」という意味となります。intoは変化の結果として「~へ変わって」「~になって」という意味になります。なおintoは他には「~の中へ」という方向の意味もあります。
今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問

今まで聞けなかった前置詞の素朴な疑問:目的の前置詞の攻略法

目的の前置詞にforがあります。ただしforには多くの意味があるので文脈からforが目的の前置詞で使われていることを読み取らなければなりません。ちなみにforは目的以外には方向、交換、時間、距離、基準などの意味を持って使われます。