【助動詞had betterの概念】
助動詞had betterは「~するべきです。」「~したほうがいい。」という意味を表します。以前の記事で紹介した「~するべきです」の助動詞shouldと似ていますが強調の程度が異なります。中学校ではhad betterのほうがshouldよりソフトに訳す印象があったかと思いますが実際はhad betterのほうが強いイメージとなっています。
shouldは意見、アドバイスとの場面で「~するほうが好ましい」として使われますがhad better は警告、脅迫といった場面で「~しないと好ましくない事態を招く」として使われます。したがってhad betterは使う場面などに注意する必要があります。
《例》意見、アドバイスの助動詞shouldの使い方:~するべきです。
You should watch it.
(あなたはそれを見るべきです。)
→見たほうがいいですよ。
You should apologize to her.
(あなたは彼女に謝るべきです。)
→謝ったほうがいいですよ。
You should pay your debts.
(あなたは借金を返すべきです。)
→返したほうがいいですよ。
《例》警告、脅迫の助動詞had betterの使い方:~するべきです。
You had better watch it.
(あなたはそれを見るべきです。)
→見ないと大変なことがおこりますよ。
You had better apologize to her.
(あなたは彼女に謝るべきです。)
→謝らないと大変なことがおこりますよ。
You had better pay your debts.
(あなたは借金を返すべきです。)
→返さないと大変なことがおこりますよ。
【助動詞の種類】
よく使われる頻出の助動詞は限られています。また現在形と過去形で意味が異なるものも多くあるのでそれぞれの使われる場面で理解していくことが重要です。
・助動詞can,could
・助動詞may,might
・助動詞must
・助動詞will,would
・助動詞used to
・助動詞shall,should
・助動詞oughut to
・助動詞need
・助動詞had better
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