【助動詞may,mightの概念】
助動詞mayは許可、可能性、推量などの意味を表します。許可の場合には「~してもいいですか?」となり丁寧な許可の表現となります。また可能性、推量については「~かもしれない」という表現になります。助動詞mightはmayの過去形となりますが許可で使うmightは口語ではほとんど使われません。可能性、推量でmightを使う場合はmayより確度が低い場合に使われます。
《例》許可の助動詞mayの使い方:~してもいいですか?
May I have your name?
(あなたのお名前をお伺いしてよろしいですか?)
May I help you?
(お手伝いしましょうか?)
《例》可能性、推量の助動詞mayの使い方:~かもしれない。
確度30~50%程度のときはmayを使います。
It may rain.
(雨が降るかもしれない。)
He may get up early.
(彼は早く起きるかもしれません。)
《例》可能性、推量の助動詞mightの使い方:~かもしれない。
確度20~30%程度のときはmightを使います。
It might rain.
(ひょっとすると雨が降るかもしれない。)
He might get up early.
(彼はもしかしたら早く起きるかもしれません。)
【助動詞の種類】
よく使われる頻出の助動詞は限られています。また現在形と過去形で意味が異なるものも多くあるのでそれぞれの使われる場面で理解していくことが重要です。
・助動詞can,could
・助動詞may,might
・助動詞must
・助動詞will,would
・助動詞used to
・助動詞shall,should
・助動詞oughut to
・助動詞need
・助動詞had better
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