接続詞とは単語と単語や文と文をつなぐ言葉です。日本語では「リンゴとオレンジ」の「と」にあたるところです。そして英語の接続詞には等位接続詞と従属接続詞という2種類の接続詞があります。
・等位接続詞
語と語、句と句などを対等なものとして結びつける接続詞です。代表的なものにand but or などがあります。
《例》I have a book and a pen.
(私は本とペンを持っています)
連結を表す等位接続詞 andの代表的な使い方 語、句、文節を結ぶ役割
《例》I went to the home and had dinner.
(私は家に帰ってから夕食を食べた)
「~をした後に~をする」といった物事の因果関係を表現
《例》Study hard,and you will be able to pass the exam.
(勉強しなさい。そうすればあなたはテストに合格するでしょう)
命令文+and で「~しなさい。そうすれば~になるでしょう」
《例》It is getting better and better.
(ますます改善している)
「ますます」「何度も何度も」といった連続、反復を表現
《例》I like baseball.But I can’t play baseball.
(私は野球が好きだ。しかし私は野球をすることはできない。)
「Aである、しかしBである」といった反意、対立を表現
《例》She is not Japanese but Chinese.
(彼女は日本人でなくて中国人です。)
「AではなくBである」といった反意、対立を表現
《例》Would you like tea or coffee?
「AまたはB」といった選択を示す表現
《例》I study English,or foreign languages.
(私は英語を勉強している。すなわち外国語の勉強をしています。)
orは「すなわち」と訳す時があるため注意。
《例》Hurry up,or you will miss your train.
(急ぎなさい。さもないとあなたは電車に乗り遅れます。)
命令文+or で「~いなさい。さもないと~になる」
・従属接続詞
従属接続詞とはメインの文章と補足情報の文章をつなぐ接続詞です。
《例》I think that she is honest.
(私は彼女は正直だと思います。)
that + 主語 + 動詞で「~ということ」と名詞節を作ることができ補足情報として追加することができます。
《例》I don’t know if she has husband.
(私は彼女に夫がいるかはわかりません。)
《例》I asked her whether she passed the exam.
(私は彼女に試験に合格したかどうか尋ねました。)
ifやwhetherを接続詞に使うことによって「~かどうか」の表現となる
《例》I arrived home when my mother was cooking.
(私が家に着いたとき母親は料理をしていた。)
whenを接続詞に使うことによって「~しているときに」の表現となる
《例》While I was driving,I was sleepy.
(運転している間、眠たかった。)
whenを接続詞に使うことによって「~している間に」の表現となる
《例》I haven’t seen him since I moved there.
(私はそこに引越して以来、彼に会っていません。)
sinceを接続詞に使うことによって「~以来」の表現となる
《例》After we had lunch,we came back to the office.
(昼食を食べた後、私たちは事務所に戻りました。)
《例》I finished my work before my boss got back.
(上司が戻ってくる前に私は仕事を終わらせた。)
afterやbeforeを接続詞に使うことによって「~の後に」「~の前に」の表現となる
《例》I went to see a doctor because I had a headache.
(私は頭痛があったので病院に行きました。)
《例》Since we don’t have money,we can’t go shopping.
(私たちはお金がないので買い物に行けません。)
《例》I didn’t have lunch, as I was a sick.
(具合が悪かったので私は昼食を食べませんでした)
becauseやsinceやasを接続詞に使うことによって「~だから」の表現となる
《例》If you have a car,you will enjoy driving.
(あなたが車を持っていればドライブを楽しめます。)
ifを接続詞に使うことによって「もし~であったら」の表現となる
《例》I will call you unless you work at office.
(もしあなたが会社で仕事をしていなければ私はあなたに電話します。)
unlessを接続詞に使うことによって「もし~でなければ」の表現となる
《例》In case you will be late,give me a call.
(遅れる場合は電話をください。)
in caseを接続詞に使うことによって「~の場合には」の表現となる
《例》You can stay here as long as you like.
(あなたが気に入ればここにいられます。)
as long asを接続詞に使うことによって「~さえすれば」の表現となる
《例》As far as I know,he goes out with her.
(私が知る限り彼は彼女と付き合っています。)
as far asを接続詞に使うことによって「~する限りは」の表現となる
《例》Though it was very cold, he went out without an overcoat.
(すごく寒いにもかかわらず彼はコートを着ないで外にでかけた。)
《例》I like him, although I don’t trust him.(私は彼は好きだが信用はしていない)
thoughやalthoughを接続詞に使うことによって「~だけれでも」の表現となる
《例》Even if you don’t like it,you have to do it.
(たとえいやでもあなたはそれをやらないといけない。)
even ifを接続詞に使うことによって「たとえ~であっても」の表現となる
【品詞の種類】
他の品詞にもそれぞれの特徴や法則があります。これらを覚えることにより未知の英単語に出会っても内容を推測することができます。また品詞の種類を理解することにより正しい英文法で正確な英会話ができます。たった10種類の品詞を覚えることにより英語学習の効率が大幅に改善するので最初にぜひこの品詞を覚えることをお薦めします。
下記の記事でそれぞれの品詞の法則や覚え方をご紹介しています。
・名詞の攻略法
・代名詞の攻略法
・動詞の攻略法
・形容詞の攻略法
・副詞の攻略法
・助動詞の攻略法
・前置詞の攻略法
・冠詞の攻略法
・接続詞の攻略法
・間投詞の攻略法
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