【小学生が英語を学ぶ目的】
脳機能の視点でとらえた場合、語学を学ぶ効果的な年齢層があります。それはゴールデンエイジと呼ばれているもので三段階にわかれます。最初の段階のプレゴールデンエイジは3歳から小学校低学年、次の段階のゴールデンエイジが9歳から12歳頃、そして最後の段階が13歳から15歳のポストゴールデンエイジと呼ばれるものです。小学生の期間はこのプレゴールデンエイジとゴールデンエイジの期間にあたり語学を最も効率よく的確に学習できる期間であります。この期間に英語を学習するとこの先の中学受験、高校受験、大学受験、さらに就活まで生涯の進路までを左右する大きな要因になるのです。そして2020年から小学校での英語授業必修化に伴い学習の面でも大きなアドバンテージを手にすることができます。このアドバンテージを得ること、これこそ小学生が英語を学ぶ大きな目的であるといえます。
【小学生が英語を学ぶメリット】
英単語などを暗記する脳の機能は「意味記憶」と呼びます。この「意味記憶」の機能は10歳までがピークとなるためこの時期にどこまで基礎力をつけておくかが重要です。そして2020年から始まった小学生の英語授業必修化によって中学受験で英語の試験を課す中学校が激増しました。したがって九九を覚えるのと同様に小学校から英語を学ぶことは常識になってきたのです。小学校の英語の授業は3年生から始まりますが少しでも早く英語に親しんでいけるような環境づくりは保護者の皆さんにとっても切実な問題ではないでしょうか。
この時期の子供の心理にとって最初の成功体験や失敗体験でその科目を生涯、得意と感じるか苦手と感じるかに分かれてしまいます。だからこそ小学校の授業で英語を学び始める前に英語に親しむ体験をすることは今後の人生にとっても大きなメリットがあるのです。
【小学生に最も効果的な英語学習方法】
小学校で習う英語は小学3年、4年では年間35コマ(週1程度)の英語に親しむことを目的とした外国語活動、小学5年、6年になると成績の評価対象となり教科書に基づいて年間70コマ(週2程度)の授業となります。小学校では「話す」「聞く」技能を伸ばすカリュキュラムとなるためひたすら知識を詰め込む従来型の英語学習方法では対応できません。小学校の授業に対応するためには英語を「話す」「聞く」体験をどんどん積むことが重要なのです。
以前はこういった場合、英会話スクールや家庭教師しか方法はありませんでした。しかし現在は技術の発達で気軽に外国人の先生と英会話をする機会を得ることができます。
以前、記事でも紹介した「英語が苦手な方でも始められるオンライン英会話」でのDMM英会話オンラインレッスンは他の英会話オンラインレッスンとは異なり日本語を話す先生も多く登録されているため英語を話せないお子さんも気軽に受講することが可能となります。
これからは小学生時代に最初に英語に出会う方が大多数になることでしょう。一番大事なことはスタート時点で失敗体験ではなく成功体験を経験することです。
子供時代を振り返ってみてください。先生に褒められたらその科目はその後、ずっと自分の得意科目になりませんでしたか?また間違えて皆に笑われたらその科目はずっと苦手科目になったはずです。この最初のスタートラインは保護者の意識次第で大きく変わっていくものなのです。
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