今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:完全否定・部分否定・二重否定

英語の否定には程度によって完全否定、部分否定、二重否定、準否定があります。完全否定とは文の内容を完全に否定します。notやneverやnoを使います。部分否定は一部分のみを否定する表現で「全部が〜というわけではない」「必ずしも〜ではない」という意味を表します。二重否定とは文字の通り否定を表す語を2つ重ねて肯定文の意味を表します。
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:準否定

準否定とは程度や頻度、数や量などが少ないことを否定的に表します。完全にないということではなく少しはあるということ、文の構成はnotなどの否定文ではなく準否定の意味を持った形容詞や副詞を使います。副詞のseldom / rarely は頻度を表し「めったに~ない。」、hardly / scarcely は程度を表し「ほとんど~ない。」となります。形容詞のfew/ littleは数量について「~ほとんどない。」という意味をもちます。なおfewは個数、lettleは量に使い分けされます。
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:付加疑問文

付加疑問文とは肯定文の末尾にaren't you? またはdon't you?をつけることで疑問文にすることです。意味は「~ですよね?」となり相手に同意を求めたり念を押す場面で使われます。なお否定文であると末尾にare you?またはdo you?をつければ同様に疑問文となります。また命令文の場合には末尾にwill you?をつけて「~してくれますか?」となりよりソフトなイメージとなります。Let'sの場合にはshall we?をつけることにより「~しませんか?」となります。 
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:否定疑問文

否定疑問文とは 「~ではないのですか?」といった否定を前提とした疑問文です。通常の疑問文だとDo you ~、Are you ~、Can you~といった形になりますが否定疑問文はDon't you ~、Aren't you ~、Can't you~となります。文の構造は難しくないですが否定疑問文に対してYesなのかNoなのか回答する際に適切に使いわけができるかという点です。この感覚は日本語と異なっているためついつい日本語の感覚で答えると自分の意志と反対の意味を伝えてしまうので注意が必要です。 
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:感嘆文

英語の感嘆文は「なんて~は…だ!」といった意味を表します。文章の構成はシンプルで文頭にHow、またはWhatを置き文末に!をつければ成立します。具体的に説明するとまずは原文となるThis is an expensive car.(これは高い車です)から強調したい部分「an expensive car」を抜き出しそこにWhatを置き末尾に!を付け加えれば完成します。
今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:丁寧文

英語の丁寧文は日本語のような複雑なものはありません。主にビジネスなどのシーンで使われるためいくつかの言い回しを覚えておけば対応できます。代表的なものとして命令文にpleaseを付け加えるものがありますがそれ以外にも使えるフレーズが多くありますので紹介していきます。
今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:命令文

命令文とは主語を省略し動詞の原形から始める文のことをいい強い命令の意味を表します。なおbe動詞の場合はbe動詞が先頭にきます。 否定的な命令文には先頭にDon't、またはNeverが動詞の前に置かれて「~するな」という意味を表します。命令文はかなり強い意味を持つためpleaseなどを加えることにより「どうか~してください。」といった丁寧な命令文にすることもできます。また命令文は決まった慣用表現としても使われることも多いです。
今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:比較の応用

比較級や最上級は形容詞や副詞の語尾にerやestをつけるパターンと単語の前にmoreやmostを使うパターンがあります。一般的に単語の音節によって異なります。音節とは一気に発音できる母音と 子音の組み合わせのことをいいますので単に単語が短い、長いかでは判断できません。
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:比較の基礎

比較級のルールは大きく3つあります。一つ目は比較級、これは単純に「比べた結果」を表現するものです。形容詞、副詞の語尾にerをつけるか単語の前にmoreを加えます。二つ目は最上級、これは「すべての中で一番」の意味を表します。形容詞、副詞の語尾にestをつけるか単語の前にthe mostを加えます。三つ目が同格(原級)、as+動詞の原形+asで「~と同じ」という意味を表します。
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今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:仮定法の応用

仮定法には決まった慣用表現やifを使わなくても仮定法と同じ意味を表すものがあります。これらは直感的に訳すと本来の意味とは異なるため英語を学習する多くの方がつまずくポイントです。例えばif it were not for~(もし~がなければ)はifを省略しさらに主語と動詞を倒置したWere it not for~に書き換えができます。それ以外にもBut for、またはWithoutにも書き換えができますこれらは知識として知っていないと訳すことはできません。