【未来進行形の概念】
未来進行形とは未来のある時点で「~しているだろう」という意味を表します。未来進行形はフォーマルな場面、ビジネスのメールなどでよく使われる表現なのでしっかりと理解しておく必要があります。
《例》未来進行形:will + be + 動詞のing形
I will be waitnig for you when you come.
(あなたがくるとき、私はあなたを待ちつづけているでしょう。)
この場合、単純な未来形でも意味は通じます。
I will wait for you when you come.
(あなたが来るとき、私は待っているでしょう。)
未来形と未来進行形の大きな違いは未来進行形は動作が継続していることを強調している点です。進行形にはほかにも現在進行形、過去進行形もありますがこの「継続している」ことを相手に伝えたいとき、強調したいときに進行形の文型となります。さらに未来進行形は明確でない予定などを表現する場合にも利用できます。
《例》話し手のまだ明確でない意志を表す場合
I will be living in Tokyo.
(私は東京に住むことになるでしょう。)
《例》話し手の明確な意志を表す場合
I am going to live in Tokyo.
(私は東京に住むつもりです。)
またビジネスの場、車内放送などといった丁寧な表現が必要な場合にも未来進行形は利用できます。
《例》車内放送の場合
This train will be stopping at Tokyo station.
(この電車は東京駅に止まる予定です。)
《例》ビジネスメール
We will be sending the sample as soon as possible.
(私たちはサンプルをなるだけ早く送ります。)
【時制の種類】
時制の種類は12種類ですが大きな分類で基本的な時制、進行形、完了形、完了進行形の4パターンです。まずは基本の時制を理解し進行形と完了形の考え方を整理したうえで完了進行形について学びましょう。下記の記事でそれぞれの品詞の法則や覚え方をご紹介しています。
・基本的な時制
①過去形:過去に起こった出来事
②現在形:現在の習慣や事実
③未来形:未来の予定や意思
・進行形
④過去進行形:過去にやっていたこと
⑤現在進行形:今やっていること
⑥未来進行形:未来にやっているはずのこと
・完了形
⑦過去完了形:過去を起点してそのさらに過去の出来事
⑧現在完了形:今を起点としてその過去の出来事
⑨未来完了形:未来のある時点で完了しているはずの出来事
・完了進行形
⑩過去完了進行形:過去を起点してさらに過去の時点まで継続していた出来事
⑪現在完了進行形:過去を起点として今の時点まで継続している出来事
⑫未来完了進行形:未来のある時点まで継続しているはずの出来事
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