今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:否定疑問文

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

【否定疑問文の概念】
否定疑問文とは 「~ではないのですか?」といった否定を前提とした疑問文です。通常の疑問文だとDo you ~、Are you ~、Can you~といった形になりますが否定疑問文はDon’t you ~、Aren’t you ~、Can’t you~となります。文の構造は難しくないですが否定疑問文に対してYesなのかNoなのか回答する際に適切に使いわけができるかという点です。この感覚は日本語と異なっているためついつい日本語の感覚で答えると自分の意志と反対の意味を伝えてしまうので注意が必要です。 

《例》否定疑問文
疑問文:Do you like Japanese food?
(あなたは日本食が好きですか?)
否定疑問文:Don’ you like Japanese food?
(あなたは日本食が好きではないですか?)
好きだった場合:Yes,I do.
嫌いな場合:No,I don’t.
日本語で考えた場合、「好きではないですか?」に対して「はい、好きではないです」となります。一方、英語では好きではないとNo,I don’t.とNoがきます。これが日本語と英語の違いで混同する原因となっています。難しく考えず考え方をシンプルにすれば簡単です。否定疑問文で聞かれてもポジティブな回答にYes、ネガティブな回答にはNoを使えばいいだけです。つまりDo you like Japanese food?もDon’ you like Japanese food?も同じ意味として解釈すれば回答する際にYesかNoで迷う必要がなくなります。

《例》否定疑問文
疑問文:Can you speak English?
(あなたは英語が話せますか?)
否定疑問文:Can’t you speak English?
(あなたは英語が話せないですか?)
話せる場合:Yes,I can.
話せない場合:No,I can’t.

【英文法の種類】
・第一文型
・第二文型
・第三文型
・第四文型
・第五文型
・受動態の基礎
・受動態の応用
・不定詞の基礎
・不定詞の応用 
・動名詞の基礎
・動名詞の応用
・分詞構文の基礎
・分詞構文の応用
・仮定法の基礎
・仮定法の応用
・比較の基礎
・比較の応用
・命令文
・丁寧文
・感嘆文
・否定疑問文
・付加疑問文
・準否定
・完全否定・部分否定・二重否定

コメント