今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:受動態の基礎

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

【受動態の基礎】
「私はリンゴを食べます。」という文は能動態といいます。主語が目的語を動詞の状況にするイメージです。一方で「リンゴは私によって食べられました。」とは目的語だったものが主語になります。これを受動態(受け身形)といいます。文の構造は主語 + be動詞 + 動詞の過去分詞形となり動詞は「~される。」と訳します。
英語ではこの受動態の表現が多く使われますのでそれぞれのシーンに応じた文例を理解していきましょう。

《例》能動態と受動態
能動態:I eat the apple.
(私はリンゴを食べます。)
受動態:The apple is eaten by me.
(リンゴは私によって食べられます。)

《例》受動態が使われるケース
・動作主が誰かわからない場合
My watch was broken.
(私の腕時計は壊されました。)
・一般的な話題
It is said that he is rich.
(彼はお金持ちだといわれている。)
・動作主を隠し高圧的なイメージを払拭
She is advised to go on a strict diet.
(彼女は厳しい食事制限をするよう勧められている。)
・話題に客観性をもたせるため
Getting up early is said to be good for your health.
(早起きは健康にいいといわれています。)
・動詞が形容詞の役割をもった受動態
I’m tired.
(私は疲れています。)

【英文法の種類】
・第一文型
・第二文型
・第三文型
・第四文型
・第五文型
・受動態の基礎
・受動態の応用
・不定詞の基礎
・不定詞の応用 
・動名詞の基礎
・動名詞の応用
・分詞構文の基礎
・分詞構文の応用
・仮定法の基礎
・仮定法の応用
・比較の基礎
・比較の応用
・命令文
・丁寧文
・感嘆文
・否定疑問文
・付加疑問文
・準否定
・完全否定・部分否定・二重否定

コメント