今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問:第三文型

今まで聞けなかった英文法の素朴な疑問

【第三文型の概念】
英語の文型には5種類ありそのうちの3番目の第三文型を説明いたします。第三文型は主語(S=subject)+ 動詞(V=verb)+ 目的語(O=object)となります。第三文型の動詞は目的語を必ず必要とする他動詞が使われます。この点が第一文型の目的語を必要としない自動詞との違いです。また目的語(O)と補語(C)の違いは目的語と主語は全く別のものとなりますが補語と主語は同一のものとなります。第一文型(SV)の修飾語(M)がついた場合や第二文型(SVC)と見た目の構造が似ているのでその違いをはっきりと区別できるようになる必要があります。

《例》第三文型(SVO)
I received email.
(私はEMAILを受け取りました。)
I=S received=V email=O
I think that it is impossible.
(私はそれが不可能だと思います。)
I=S think=V that it is impossible=O
目的語は句ではなく節の場合もあります。

《例》第一文型(SVM)と第三文型(SVO)の違い
見分け方:第一文型は自動詞なので修飾語には前置詞が必要
第一文型(SVM):I arrived at the station. 
(私は駅に着きました。)
I=S arrived=V at the station=M
第三文型(SVO):I reached the station.
(私は駅に着きました。)
I=S reached=V the station=O

《例》第二文型(SVM)と第三文型(SVO)の違い
第二文型(SVC):I am Japanese.
(私は日本人です。)
I=S am=V Japanese=C
主語(S)と補語(C)は同一
I(私) = Japanese(日本人)
第三文型(SVO):I love you.
(私はあなたを愛しています。)
I=S love=V you=O
主語(S)と目的語(O)は別
I(私) ≠ you(あなた)

【英文法の種類】
・第一文型
・第二文型
・第三文型
・第四文型
・第五文型
・受動態の基礎
・受動態の応用
・不定詞の基礎
・不定詞の応用 
・動名詞の基礎
・動名詞の応用
・分詞構文の基礎
・分詞構文の応用
・仮定法の基礎
・仮定法の応用
・比較の基礎
・比較の応用
・命令文
・丁寧文
・感嘆文
・否定疑問文
・付加疑問文
・準否定
・完全否定・部分否定・二重否定

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