【Whoseの概念】
Whoseとは「誰の」という意味を持つ疑問詞です。Whoの所有格の位置づけとなります。Whoseには疑問代名詞用法と疑問限定詞用法の二つの使い方があります。
《例》Whoseの代名詞用法
Whose is this book? (この本は誰のものか?)
Whose 単独で「誰のもの」を意味するのでその後に続く疑問文で所有者をたずねることができます。
《例》Whoseの限定詞用法
Whose book is this? (これは誰の本ですか)
「Whose+名詞」の組み合わせで所有者を尋ねることができます。
限定詞とは名詞を修飾する語の一種ですが形容詞とは異なります。形容詞は名詞の性質や性格、状態を表現しますが限定詞は文脈における名詞の役割となります。イメージとして冠詞のthe a an といったものやthis that these my your her our their much many some one two thirty both every other such quiteなどがあります。
《例》WhoseとWho’sと混同しないこと
Whs’s that boy?
(あの少年は誰ですか?)
Who is またはWho hasの省略形はWho’sとなりますがWhoseとは全く違う意味となりますので注意ください。
【疑問詞の種類】
疑問詞には疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞の3つに分類できます。それぞれの役割によって疑問詞の持つ働きが変化するので体系的に理解しましょう。
・Who:誰が
・Whom:誰を
・Whose:誰の
・What:何
・Which:どちらの
・When:いつ
・Where:どこ
・Why:なぜ
・How:どう
コメント