【関係形容詞Whichの概念】
Whichには疑問詞で使われる場合と関係詞で使われる場合には関係代名詞と関係形容詞での使い方があります。
関係形容詞として使われる場合は(~, which + 名詞) または (~, 前置詞 + which + 名詞) という形で用いられ「そしてその~」 という意味を表します。関係形容詞として使われる場合はWhichの直前にコンマを置く「非制限用法」となります。コンマを置かない「制限用法」では 関係形容詞としてのwhich は使われません。
《例》関係形容詞Whichの使い方: (~, which + 名詞)
I said nothing, which fact made her angry.
(私は何も言わなかった。そしてその事実は彼女を怒らせた。)
《例》関係形容詞Whichの使い方: (~, 前置詞 + which + 名詞)
He may be late, in which case I will wait.
(彼は遅れるかもしれません。その場合は私は待ちます。)
《例》関係代名詞Whichとの違い
■関係代名詞の場合
It’s a nice park, which locates near the park.
(すばらしい公園があります。そしてそれは公園のそばにあります。)
■関係形容詞の場合
The e-mail was written in Chinese, which language I didn’t know.
(そのE-MAILは中国語で書かれています。そしてその言語は私は知りませんでした。)
Whichの後に名詞が来れば関係形容詞、動詞であれば関係代名詞となります。
【関係詞の種類】
関係詞には代名詞、副詞、形容詞としての役割に応じて分類されます。また語尾にeverをつけることにより複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係形容詞となります。
・関係代名詞
who / whose / whom / which / that / what
・複合関係代名詞
whoever / whichever / whatever
・関係副詞
when / where / why / how
・複合関係副詞
whenever / wherever / however
・関係形容詞
which / what
・複合関係形容詞
whichever / whatever
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