【関係代名詞Whatの概念】
Whatは関係詞として関係代名詞、関係形容詞、疑問詞として幅広く使われており他の関係代名詞とも少し違う意味合いを持ちます。なお関係形容詞とはwhat + 名詞で「全ての〜」となる関係詞の形容詞的な使い方です。この記事では関係代名詞としてのWhatについて説明いたします。
Whatとは簡単に言えば先行詞を含んだ関係代名詞です。つまりWhatを関係代名詞に使う場合には先行詞がありません。なお意味は二つあります。
what : the thing that (〜するもの)
what : anything that(〜するものは何でも)
《例》the thing that としての関係代名詞What
This is what I need.
→ This is the thing that I need.
(これが私のほしかったものです。)
《例》anything that としての関係代名詞What
Bring what you need for the study.
→ Bring anything that you need for the study.
(勉強に必要な物なら何でも持ってきなさい。)
またWhatは文章の主語や補語、目的語としても使われます。その場合、Whatが文頭にくる場合もあるので疑問詞と間違いやすいですが文脈や会話の流れで注意しましょう。
《例》主語として使われる関係代名詞What
What he told you was my opinion.
(彼があなたに言ったことは私の意見です。)
《例》補語として使われる関係代名詞What
This book is what I am looking for.
(この本は私が探しているものです)
《例》目的語として使われる関係代名詞What
I cannot believe what I have seen.
(私は自分がみたものを信じられません)
《例》Whatを使った慣用句
what is worse
(さらに悪いことは〜)
what is called
(いわゆる)
What is more
(さらに)
【関係詞の種類】
関係詞には代名詞、副詞、形容詞としての役割に応じて分類されます。また語尾にeverをつけることにより複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係形容詞となります。
・関係代名詞
who / whose / whom / which / that / what
・複合関係代名詞
whoever / whichever / whatever
・関係副詞
when / where / why / how
・複合関係副詞
whenever / wherever / however
・関係形容詞
which / what
・複合関係形容詞
whichever / whatever
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